法善寺の猫
Bellと夕方の散歩。川越の蔵造りの町並みの中にある『法善寺』というお寺に寄ってみる。
人気の無い肌寒い寺社で、丸くなってる猫。近寄ると少し警戒してる様子。(Bellは気づいて無いのか?始めてきたお寺の匂いを嗅ぐのに忙しい。)
Bellが吼えたりしない事を祈りながら、携帯電話のデジカメモードで猫を撮る。(35万画素、全然いけてません。)
痩せてはいないし健康状態はそれほど悪くなさそうだが、顔は、傷と皮膚病で毛が抜けている。何歳くらいだろうか?まだそれほど年老いては見えない。猫エイズに罹っているだろうな…。野良猫の寿命は何歳くらいなのだろうか?
我が家のSeedのことを考えると、野良猫として、成猫になることもたやすいことでは無いだろうと思う。成猫までなっても、縄張り争いで怪我をし、猫エイズに罹る猫たちも多い。
伊佐沼公園の野良猫たちは、どれもひどい皮膚病だった。
川越は、観光地の為か?野良猫が多い。比較的きれいな猫が多いように思うが、それは、一見そう見えるだけかもしれない。
怪我をしたり、病気で弱った猫は、姿を消してしまうから、元気そうに見える野良ばかり目にするのだ。
ある意味、自然であるということは、そういうことなんだろう。
ふと、イーグ君のオーナーのnaguさんが、捨て猫の里親さんを探しているのを思い出した。今日が、リミットだったな…。
野良として生きていく猫たち…片や保健所送りになる多くの命…。
たとえ厳しくとも、「生きていればこそ」だよなー。
厳しくとも、気楽な野良猫の方が良いよね?
「・・・」
法善寺の猫は、何も答えず、夕焼け空を見てました。
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by ramu9964 | 2005-02-04 23:30 | 自然